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ロックの部屋

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LENE MARLIN

レネ・マーリン『Playing My Game』



寒くなって来ましたね。今日こたつを出しました。今こたつに入りながら書いてます。眠くなる前に書き上げなくては……(笑)

寒い季節に心温まる音楽が聴きたい。そう思って聴いているのがレネ・マーリン『Playing My Game』です。

レネ・マーリンはノルウェーの女性シンガーソングライターです。ファーストアルバムである『Playing My Game』を出した頃(1999年)は18歳でした。今は23歳頃でしょうか。少女ぽさもまだ残っている顔立ちですが、歌は落ち着きがあって、少々暗いところもあります。

声が艶っぽく濡れた印象があって聴いていると、癒されます。とても18歳とは思えません。丁度母親の子守歌でも聴いているような感覚に陥ります。膝枕でもしてもらって、眠りにつけたらどんなにいいでしょう。

「SITTING DOWN HERE」
アルバム冒頭を飾るに相応しいこの曲は、リズミックで明るい。
♪I'm sitting down here, but hey you can't see me kinda invisible ... You
don't sense my stay not realy hiding, not like a shadow just tought I
would join you for one day I'm sitting down here, but hey you can't see me♪
上の部分が口ずさみたくなるような明るさがあります。

「UNFORGIVABLE SINNER」(天使のように)
ちょっぴり切ないバラード、歌い上げるレネ、アコースティック・ギターが印象的。

「FLOWN AWAY」
しっとりと、夕暮れか充分に日が落ちたシチュエーションで、耳を傾けたい。ストリングスが素敵。軽いピアノの残響音が癒しの素。

「MAYBE I’LL GO」
効果音である波の音が印象的。落ち込んで沈んでいる時に聴くと染みる佳曲。

寒い国だからこそ、本当の暖かさを求めたい。北欧の国だからこそ、この可憐で濡れた歌声、明るい気分にはなれないかもしれないけど、暖かい気分になりたくなったら、ぜひレネ・マーリンを聴いてみてください。

                       (2004-11-18記)


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